最安1万円でおつり。オンライン授業のためのタブレット端末+Wi-Fi。

タブレット

もっとも安くオンライン授業の環境を整えるなら、タブレット端末+Wi-Fi の組み合わせ。
それでは、どんなタブレット端末とWi-Fi を組み合わせるのが良いのでしょうか。

オンライン授業のためのタブレット端末+Wi-Fi をわかりやすく説明します。

関連記事オンライン授業、必要なものは? サクッと準備~ガッツリ準備までわかりやすく解説。

Wi-Fi方式かLTE(セルラー)方式でインターネットに接続する

タブレット端末の説明の前に、インターネットに接続する方法を確認しましょう。

無線の電波を使ってインターネットに接続するには、Wi-Fi方式とLTE(セルラー)方式があります。

[Wi-Fi方式]  Wi-Fi方式の中にも2つあります。
 (1) モバイルWi-Fi … Wi-Fi通信会社と契約をしてポケットサイズの小型ルーターを介して接続

 (2) 光Wi-Fi … 光回線の事業者と契約して設置型ルーターを介して接続

[LTE(セルラー)方式] … 携帯電話会社と契約して、携帯電話の回線を介して接続

Wi-FiとLTE(セルラー)の比較

通信方式には、Wi-FiとLTE(セルラー)があることがわかりました。
それでは具体的にどう違うのかを見てみましょう。

[モバイルWi-Fi]
 ・Wi-Fi通信会社と契約をしてポケットサイズの小型ルーターを介して接続します。
 ・プランによって、通信速度や月額の使用料が異なります。
 ・プランによっては通信容量の上限があり、上限に達すると速度が遅くなります。
 ・いっぽうで通信容量無制限のプランもあるので、Wi-Fi通信会社ごとに比較検討することが大事です。
 ・多くは2年しばり、3年しばりといった契約制限があります。
 ・エリアによっては電波が入らない場所や入りづらい場所があります。
 

[光Wi-Fi]
 ・光回線の事業者と契約して自宅にモデムを設置し、無線ルーターを介して接続します。
 ・NTT docomoやSo-net、Softbankなどが光回線事業者になります。
 ・自宅に光回線がない場合は、契約時に工事をする必要があります。
 ・自宅が戸建てかマンションか、スマホなどと併用できるセット割りなど光回線事業者によってプランも料金もさまざま。じっくり検討することが必要です。
 

[LTE(セルラー)方式]
 ・携帯電話会社(キャリア)と契約して、携帯電話の回線を介して接続します。
 ・NTT docomo、au、Softbankの他に各種格安SIMもこの方式になります。
 ・タブレット端末1台に1回線が与えらえ、毎月の通信料がかかります。
 ・例えば、NTT docomoなら「ギガホプラン」になり、キャリアによっては月額使用料が高くなることもあります。
 ・ただしご自身や家族で使うスマホなどと合わせてセット割りのプランやポイント還元などもあり、組み合わせしだいでコストを下げることも可能です。

タブレット端末にもWi-FiモデルとLTE(セルラー)モデルがある

続いてタブレット端末について見ていきましょう。

タブレット端末にもWi-FiモデルとLTE(セルラー)モデルがあります。

[Wi-Fiモデル]
Wi-Fiモデルは、LTE(セルラー)方式には対応していません。しかし、端末代金が安いのが特徴です。

[LTE(セルラー)モデル]
Wi-Fi方式にも対応しています。しかし、その分、端末代金も高くなります。

2020年8月現在、タブレット端末は以下のメーカーから発売しています。メーカー、ブランド、OS、通信方式、この4つを整理して一覧にしました。

タブレット端末メーカー一覧 (50音順)

 ・Apple iPad  (公式サイトへ)
 ・Amazon Fire HD  (公式サイトへ)
 ・NEC LAVIE  (公式サイトへ)
 ・NTT docomo  (公式サイトへ)
 ・HUAWEI  (公式サイトへ)
 ・Microsoft Surface  (公式サイトへ icon)
 ・マウスコンピューター  (公式サイトへ icon)
 ・Lenovo  (公式サイトへ)

あれ、DELLやHP(ヒューレットパッカート)からは発売していないの? と思うかもしれませんが、DELLとHP(ヒューレットパッカード)は、「2 in 1」としてタブレットPCといわれる種類のものが出ていますが、純粋にタブレット端末ではないので、このリストには入れませんでした。またASUSは、購入できるタブレット端末は確認できませんでした。(公式サイトにラインナップがありますが、それも購入できる状況にありませんでした。)

また、Microsoft SurfaceもタブレットPCでは?と思うかもしれませんが、Surfaceはキーボードが別売なのでタブレットに位置づけされているようです。

[OSの種類]
OSは、メーカーによって異なり、以下の種類があります。

・iOSを搭載したタブレット
・Androidを搭載したタブレット
・Windowsを搭載したタブレット
・Amazon Fire OS (Androidベース)

OSは異なっても最近のアプリケーションは、どのOSにも対応していますので、あまり気にする必要はありません。

そんなタブレット端末ですが、当然、メリット・デメリットがあります。

タブレット端末のメリット・デメリット

オンライン授業を受けるうえでタブレット端末のメリット・デメリットは、気になるところ。メリット・デメリットを挙げてみました。

[メリット]
・軽量でコンパクト
・画面サイズは、7インチ~10インチが標準
・スマートフォン感覚で操作ができる
・Wi-Fiモデルであれば、1万円前後から購入できる
・立ち上がりが早い
・電波がつながれば、どこでも手軽に使える
・Wi-Fiのギガ放題プランだと通信容量の上限がない
・動画やゲームも楽しめる

[デメリット]
・パソコンと比べるとスペックが低く、拡張性に乏しい
・Microsoft Officeなどのが使えないものが多い
 (Microsoft Surface は、Office が使えますが、その分、高い)
・ノートパソコンよりも画面サイズが小さいので、先生の書く字やテキストが読みづらい
・10インチ~15インチが標準のノートパソコンに対してはどうしても劣る
・モバイルWi-Fiは、一定期間ごとの月額料金が上がる。(最大4,000円超)

タブレット端末は、画面の大きさにおいて、どうしてもノートパソコンより小さくなるいっぽう、軽さでは勝るのでそこをメリットと取るかデメリットと取るか答えはありません。

ただ、オンライン授業専用に使う、と考えればスタターキットとしては充分ではないかと思います。

タブレット端末の種類と価格帯

2020年8月現在、購入できるタブレット一覧です。(小さくってすいません)
オンライン授業のための準備で一番気になる価格帯、画面サイズ、カメラにしぼって整理しました

各メーカーサイトへはこちらからどうぞ。
 
 ・Apple iPad  (公式サイトへ)
 ・Amazon Fire HD  (公式サイトへ)
 ・NEC LAVIE  (公式サイトへ)
 ・NTT docomo  (公式サイトへ)
 ・HUAWEI  (公式サイトへ)
 ・Microsoft Surface  (公式サイトへ icon)
 ・マウスコンピューター  (公式サイトへ icon)
 ・Lenovo  (公式サイトへ)

[画面サイズ]
画面サイズは、7インチ~10インチ(10.1インチ)が標準です。
オンライン授業を受けるなら画面サイズは、当然、大きいほうが良いです。

[カメラ]
前面(フロント)は、200万画素~800万画素、背面(リア)は、800万~1300万画素となっています。
自分を映す前面(フロント)は、最低200万画素は欲しいところですので、そのあたりはそん色ないと思います。

[価格帯]
Wi-Fiだけのモデルであれば、1万円前後からあり、LTE(セルラー)モデルは、Microsoft SurfaceやApple iPadの上位機種で10万円以上~18万円ほどまであります。
上の表で、”価格~”となっているのは機種によって、HDDの容量が異なるため価格が異なるということです。詳しくは、各公式サイトにてご覧ください。

ただSurfaceやiPadの上位機種は、タブレットPCに位置づけされる見方もあり、10万円を超える機種もあるので、あえて選択肢から外しても良いと思います。

タブレット端末とWi-Fiの組み合わせ方法

タブレット端末と通信方式、それぞれWi-FiとLTE(セルラー)があることがわかりました。

それでは、オンライン授業を受けるのに適した、タブレット端末と通信方式の組み合わせはどれがいいのでしょうか。
その組み合わせ方法は全部で5つあります。

a. Wi-Fi モデルのタブレット と モバイルWi-Fi
b. Wi-Fi モデルのタブレット と 光Wi-Fi
c. LTE (セルラー) モデルのタブレット と モバイルWi-Fi
d. LTE (セルラー) モデルのタブレット と 光Wi-Fi
e. LTE (セルラー) モデルのタブレット と LTE(セルラー)

この組み合わせを理解すれば、予算や使う環境、好きなメーカーなど好みに合わせて選びやすくなります。

ただし、上記メリット・デメリットでも書きましたが、LTE (セルラー) モデルのタブレット端末とキャリアによるLTE(セルラー)方式で契約すると通信費はかなり高くなりますので、そこはご注意くださいネ(笑)

使い放題のプランのWi-Fiの利用料金は?

それでは、Wi-Fiの利用料金についてみてみましょう。

Wi-Fiの提供(サービスを受ける)には、3種類あります。

・WiMAX
・ポケットWiFi
・クラウドWi-Fi

[WiMAX]
UQコミュニケーションズ社が提供し、提携のプロバイダーと契約する
(GMOとくとくBB / UQWiMAX / So-net 等)

[ポケットWiFi]
ワイモバイル社が提供し、ソフトバンクグループを介して契約する
(Y!Mobile / Yahoo!WiFi / SoftBank)
ポケットWi-Fiは、ワイモバイル社のブランド名です。

[クラウドWi-Fi]
「クラウドSIM」という次世代型通信技術が使われている通信方式。
(どんなときもWiFi / ZEUS WiFi / THE WiFi 等)

ポケットWiFiについては、ソフトバンクグループということでスマートフォンとのセットによるサービスなどで料金に個人差があるのと、クラウドWi-Fiについては、一部サービスの提供が停まっていたり、新規申込を受けていない会社もあり情報が不確実なので、ここでは、WiMAXに絞って料金の比較をしてみます

その中でも通信量の制限がないプラン=ギガ放題に限って一覧にしました。

 ・Asahiネット (公式サイトへ
 ・BIGLOBEWiMAX+ (公式サイトへ
 ・BroadWiMAX (公式サイトへ
 ・GMOとくとくBB (公式サイトへ
 ・So-net (公式サイトへ
 ・UQWiMAX (公式サイトへ

料金の多くは、初月は無料または日割計算となり、2か月目、または3か月目以降など一定期間を過ぎると上がります

また、いわゆる2年縛り、3年縛りによっても変わってくるケースがあります。
さらに時期により、キャンペーンによるキャッシュバック、端末代無料などのサービスを受けることもできます。
なお消費税についても各社表記が異なりますので、詳細は、各会社、各サービスの公式サイトにてご確認をください。

なお、モバイルWi-Fi のデメリットとして、場所によっては電波が入らない、入りづらいエリアがあります

そのため各事業者では、エリア内の電波状態が確認できるようにサイトで案内がされていますので、事前チェックを忘れないようにしてください。

それでは一番、安くできる組み合わせはどれでしょうか?

Amazon Fire 7とモバイルWi-Fiなら10,000円でおつりがくる

タブレット端末の比較表とWi-Fiの比較表を並べてみます。

[タブレット端末一覧 (2020年8月1日現在)]
[Wi-Fi プラン一覧 (2020年8月1日)]

両者を並べてみるとオンライン授業に適したタブレット端末と通信環境、ディスプレイのサイズにこだわらなければ、Amazon Fire 7とモバイルWi-Fiなら、端末代無料、初期費用3,000円の会社を選べば、最安1万円で揃えることができます。

Amazon Fire 7 (5,980円・消費税込み) + モバイルWi-Fi初期費用 (3,000円・消費税要確認) = 8,980円

その Amazon Fire 7もセールスなどで安くなることもあるので、タイミングによってはさらに安く購入できることも!

ただし!

Amazon Fire 7は、画面サイズが7インチとタブレットの中でも最も小さいサイズなので、物足りなさもあります。

逆に10インチのタブレット端末でも、最安は、Amazon Fire HD 10なら15,900円で購入できます。

まとめ

とにかく早くオンライン授業を受けられる環境を整えたい、ということであれば、

Wi-Fiモデルのタブレット端末 + モバイルWi-Fi

の組み合わせが一番です。
この組み合わせのメリットとデメリットをまとめると、

メリット
  • Wi-Fiモデルのタブレット端末は安価で購入できる
  • モバイルWi-Fi は、初期費用 3,000円で揃えることができる
  • 組み合わせによっては、1万円でお釣りがくる
  • モバイルWi-Fi のギガ放題なら容量制限を気にすることなく使える
  • タブレット端末を購入すれば、モバイルWi-Fi の毎月のランニングコスト以外かからない
デメリット
  • 画面サイズの小さいタブレット端末は、見づらい
  • モバイルWi-Fi は、場所によっては電波が入らないことがある
  • モバイルWi-Fi は、一定期間を過ぎると料金が上がる

タブレット端末、Wi-Fi、それぞれの特徴を捉えて、ぜひベストマッチなオンライン授業を受ける環境を整えてください!

タブレット端末メーカー、Wi-Fi事業者リンク

最後に、タブレット端末メーカー、Wi-Fi事業者のリンクを記載しておきますので、ぜひご参考ください。

[タブレット端末メーカー] 
 ・Apple iPad  (公式サイトへ)
 ・Amazon Fire HD  (公式サイトへ)
 ・NEC LAVIE  (公式サイトへ)
 ・NTT docomo  (公式サイトへ)
 ・HUAWEI  (公式サイトへ)
 ・Microsoft Surface  (公式サイトへ icon)
 ・マウスコンピューター  (公式サイトへ icon)
 ・Lenovo  (公式サイトへ)

[モバイルWi-Fi 事業者]
 ・Asahiネット (公式サイトへ
 ・BIGLOBEWiMAX+ (公式サイトへ
 ・BroadWiMAX (公式サイトへ
 ・GMOとくとくBB (公式サイトへ
 ・So-net (公式サイトへ
 ・UQWiMAX (公式サイトへ

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