Webカメラによって視野角(広角)が異なります。視野角(広角)とは実際にカメラから映る左右の幅です。
おおむね90度、110度が中心ですが中には120度、150度というものもありますが。
では実際、オンライン授業で使うWebカメラの視野角(広角)は、広いほうがいいのでしぃうか、狭いほうがいいのでしょうか?
そんな疑問を検証してみました。
今回比較したのは、広角120度と90度のWebカメラ。
2022年6月追記:どちらのWebカメラも2020年にすでに販売を終了しています。
●広角120度 【sounor】ウェブカメラ

●広角90度 【Wansview】Webカメラ

それでは見ていきましょう!
Webカメラの設置
Webカメラの設置は、ノートパソコンのディスプレイ上部にそれぞれ設置。
下の写真では、2つ並べていますが、比較の際は1つずつ、レンズがセンターの来るように設置しています。

Webカメラの形状が異なるので、レンズの位置も若干違います。赤いラインがレンズの位置です。

このレンズの位置の違いを考慮して撮影開始です。
正面から撮影
上が広角120度の【sounor】。下が90度の【Wansview】です。
明らかに広角90度のほうがデカいです。
背後に映るガラス面窓も120度のほうで見えている一番右のフレームが、90度のほうは見えていませんね。

Webカメラの角度を変えて撮影
次はそのまま角度を上方に向けて天井が入るようにしてみました。
こちらも広角90度のほうがデカいです。
背後の天井のエアコンの大きさを比較すると、違いがよくわかります。

風景を撮影
最後は風景を撮影しました。
テーブルの向こうに白い台が置かれているのですが、その台の縁をディスプレイの中央に合わせて比較してみたところ、上の広角120度の【sounor】は、テーブルの手前から映って、向こうの白い台も右の縁が見えています。左の椅子も背もたれの全景が入り込んでいます。

まとめ
このように広角120度と90度のWebカメラのその映り方ははっきり異なっていたことがわかります。
オンライン授業を受ける際、広い部屋だと背景が広く映るので、見せたくないものなどがある場合、広角120度より90度のWebカメラのほうが良いでしょう。
また双子のお子さんが同じ授業を一緒に受ける場合は、120度のWebカメラで二人一緒に映るのもいいかもしれません。
Webカメラって映っては困るものもうっかり入っちゃって、恥ずかしい思いをすることもあります。ちょっとしたことですが、参考にされてみてください。
広角別Webカメラ
広角78度
広角90度
広角100度
広角110度
広角120度
Webカメラ映えする仕切りアイテム
もしWebカメラ越しに映る家具などが気になるようなら、一部を隠せるパーテーションや仕切りがお薦めです。
部分的に隠すだけで見た目はずいぶん変わります。
